足場階段の設置基準とは
2022/09/22
足場階段は建設現場において、安全を守るための重要な役割を果たしています。
安全に設置するためには、設置基準を守ることが大切なんです。
今回は、足場階段の意味や設置基準について詳しく説明します。
足場階段
足場階段とは、主に建設業者が専門用語として使っている言葉です。
踊り場と結合することで、建設現場の仮設通路の役割を果たしています。
そのため建設現場において、必要不可欠な建設部材のひとつなんです。
早速、足場階段の設置基準を見ていきましょう。
設置基準
足場階段の設置には、法律で以下のように定められています。
・高さや深さが1.5mを超える場所で作業を行う場合は、安全に昇り降りするための設備を設ける・踏み外しや転倒などの事故防止のために、勾配角度・高さ・蹴上高さには一定の決まりがある
・踏面には滑り止めをつける
・階段の踏面は同じ間隔になるように設置し、幅は20cm以上、蹴上高さは30cm以下にする 一定の高さを超えると、万一の事故を最低限にするために踊り場の設置を行う必要があります。
具体的に高さが4mを超える建物には、踊り場を設置するように義務付けられているんです。
もし転落した際に踊り場があることで、転落距離を短くするができるので大怪我を防止できます。 このように踊り場や足場階段は、職人が安全安心な環境で仕事をするのに大切なものなのです。
まとめ
足場階段には、職人が安全安心な環境で働くための基準があります。
危険と隣り合わせの職人さんにとって、基準が定められていることはとても心強いですよね。
だからこそ基準を遵守したうえで、足場階段の設置を行いましょう。