枠組み足場の組立手順について
2023/11/01
足場工事の中でも最も使用されているのが「枠組み足場」となっています。
高い強度が特徴で、様々な部材を組み合わせていくものです。
今回は、枠組み足場の組立手順について紹介していきます。
枠組み足場の組立手順
枠組み足場では、一番下に位置するベースの組み立てが一番大切です。
ベース~1層目の組み立て方
①枠組み足場を設置する前に、あらかじめ地面を平坦にして敷角・敷板を並べる
②ジャッキベースを敷板の上に置いて、根がらみを取り付ける
➂敷板の上に置いたジャッキベースをしっかりと固定する
➃建枠の脚注を、固定したジャッキベースに差し込む
➄調整ナットを使い、建枠が水平になるように合わせる
➅建物が隣接している側の建枠間(両側)に、交差筋交いを行う
➆手すりを外側に取り付けて、建枠が水平になるように再び調整ナットで合わせる
⑧根がらみを取り付けて、ジャッキベースの釘止めを行う
2層目以降の作り方
①1~2層目の手すり枠を下から設置する
②床付きの布枠と階段枠、1~2層目の妻側手すり枠を取り付ける
➂建枠を脚注ジョイントで継ぎ足す
➃最初に設置した手すり枠を、取り付けた建枠に固定する
➄交差筋交いを行う
➅2~3層目の床付きの布枠と階段枠、妻側手すり枠を取り付ける
➆3層目以降は、➂~➅を繰り返し行う
まとめ
枠組み足場は、ベース→1層目→2層目という順番で組み立てていきます。
さまざまな部材を組み合わせ、強度の高さを実現していきますよ。
弊社では、埼玉で鳶工事を承っております。
建設現場の様々なニーズにお応えしておりますので、是非一度ご相談ください。