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PCaとPCの違いとは

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PCaとPCの違いとは

PCaとPCの違いとは

2022/07/08

建築用語には、英語表記の頭文字をとった用語など、表記が似ているものが多数あります。
PCaとPCもその中のひとつでしょう。
今回は、表記がよく似ているのに全く違う意味を指す「PCa」と「PC」について解説していきます。

PCaとPCの違い

PCaとは

PCaとは、プレキャスト鉄筋コンクリート工法のことです。

この表記は、「Precast Concrete」の略からきています。
PCaは、建物に使用する部材を工場で製造した後、現場で組み立てる工法です。
この工法を用いることで、以下のようなメリットがあります。

・工期を短縮できる
・高い品質を均一に保てる
・作業の効率向上
・高所作業の安全化

PCとは

PCとは、プレストレスコンクリートのことを指します。
「Prestress Concrete」の頭文字をとっており、強度を上げたコンクリートのことです。
通常、コンクリートは引っ張る力に弱く、圧縮に耐える力の1割程度で破壊されてしまいます。

そこで、強度を上げるために用いられるのがPCです。
PC鋼材という強度の高い材料をあらかじめ引っ張った状態で、コンクリートと固定します。
コンクリートと固定したPC鋼材に、コンクリートの中で縮もうとする力が働き、コンクリート自体が外側に引っ張る力に強くなるのです。

まとめ

「PCa」とは、プレキャスト鉄筋コンクリート工法のことで、建物を建築する方法のひとつです。
一方「PC」はプレストレスコンクリートのことで、PC鋼材を利用してコンクリートの強度を上げる方法のことを指します。

どちらも表記は似ていますが、この二つの意味するところは全く違うものなのです。
弊社では、確かな技術力と実績でお客さまにご定評を頂いております。
関東周辺の施工を承っておりますので、足場工事や建築をご検討の方は、お問い合わせ下さい。

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