タワークレーンの解体方法と注意点
2022/07/23
高層建築物などの建設に必要なタワークレーンですが、どのように解体をするのかご存じですか。
地上から高い位置にあるタワークレーンを、安全に解体する方法を知らない方が多いと思います。
今回は、タワークレーンの解体方法と注意点についてご紹介します。
タワークレーンの解体方法
解体用の中型クレーンでタワークレーンを解体
解体用の中型クレーンを組み立てて設置したら、タワークレーンを少しずつ解体していくのです。
解体した部材は、ガイドワイヤなどを利用して荷降ろしをします。
小型クレーンを組み立てて中型クレーンを解体
タワークレーンの解体終了後は、中型クレーンを解体に必要となる小型クレーンを組み立てます。
小型クレーンを利用して中型クレーンを解体し、部材を荷降ろしをするのです。
解体用のクレーンを手作業で解体
組み立て解体用のクレーンは、小型クレーンで作業員が手で運べる大きさまで分解します。
解体した部材などは、人力で工事用エレベータに運んで地上に降ろしていくのです。
タワークレーンの解体する際の注意点
解体する際には、クレーンの操作能力や設置位置、解体材を置く場所などをしっかりと検討する必要があります。
解体作業には、複数の業者が関わりますので、作業を円滑に進めるためのしっかりと計画を練るようにします。
まずは、クレーン作業の流れや安全面、作業員の配置などを把握して作業を進めることが大切です。
まとめ
タワークレーンの解体時には、解体用の小型クレーンを組み立ててから作業を進めます。
クレーンの設置において、複数の業者が関わりますので安全面に留意し、解体作業を進めることが大切です。
『有限会社日栄建設』では、タワークレーンの組立や解体工事などを承っておりますので、ぜひお問い合わせください。