吊り足場の組立手順について
2023/03/15
吊り足場とは、上部から吊り下げた足場で、下から足場を組み立てるのが困難な場所や高所作業用として用いられます。
今回は、吊り足場の組立手順について解説させていただきます。
吊り足場の組立手順
①準備作業
作業に参加する人数・危険箇所の確認を行い、吊り足場を組み立てる準備を進めていきます。
手すりや安全帯など、命に関わるものに問題がないかチェックします。
バリケードやロープなどで、関係者以外が入ってこないようにすることも重要です。 ②組立作業
不良品の有無を確認した後、以下の各種取り付けを行います ・親綱、スタンション等安全設備
・親御パイプ
・ころばしパイプ
・ころばしパイプ(手すり兼用)
・落下防止網
・足場板 転落事故に繋がる恐れがあるため、念入りに行います。 ③解体作業
吊り足場での施工が完了したら、解体作業を行います。
作業する範囲の足場板を残した上で作業を進めていくのがポイントです。 ④後片付け
資材や工具などを整理整頓します。
工具が紛失していないかどうかはもちろん、工具に損傷箇所がないかをチェックしましょう。
最後に、周辺の清掃を行います。
まとめ
吊り足場の組立手順は以下の通りです。
①準備作業②組立作業
③解体作業
④後片付け 安全に作業が行えるよう、ポイントを抑えて確実に組立手順を進めることが大切です。
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