タワークレーンの用途と昇り方について
2022/07/28
タワークレーンには、どのような用途があるのでしょうか。
高層ビルの上まで、どうやってクレーンを運んでいるのかも気になりますよね。
今回は、タワークレーンの用途と昇り方についてご紹介します。
タワークレーンの用途
タワークレーンは、高層ビルや大きな建造物の建設のときに使われる機械です。
建物の敷地が狭くて、移動式のクレーンが搬入できない場合でも使用できます。
重たい資材の水平を保ちながら、上下に運ぶために使いますよ。
昇り方は2種類
タワークレーンは、高い場所で作業を行います。
高い場所までの昇り方は、次の2種類です。
フロアクライミング
クレーンの台座の位置を変えながら、上に昇っていきます。
基礎部分に、建設中の建物本体が使用できるメリットもありますよ。
建物の中にベースを作ってクレーンを設置するので、吊り能力の小さなクレーンでも効率よく作業できます。
マストクライミング
タワークレーンで、マストを積み上げていきながら昇っていきます。
クレーンの台座部分は設置した場所から移動せずに、マストを積み上げることで上に移動しますよ。
建物の横にクレーンを設置するので、解体作業が楽にできるメリットがあります。
吊り能力とは
吊り能力とは、クレーンに負荷がかけられる最大の荷重のことです。
負荷の大きい物を持ち上げるときは、吊り荷を中心に近づけてから運び上げます。
まとめ
タワークレーンの用途は、高層ビルや大きな建造物の建設現場で、資材を上下に運ぶことです。
重たい資材を上下に運べるタワークレーンは、さまざまな現場で活躍していますよ。
有限会社日栄建設は、豊富な施工実績があり、確かな技術力に定評がございます。