単管足場の組み方について
2022/11/08
工事現場の足場が、どうやって組まれるのか気になったことはありませんか。
安全な足場を組むためには、手順に従うことが何よりも大切です。
そこで今回は、工事現場でよく目にする単管足場の組み方についてご紹介します。
単管足場の組み方の流れ
単管で足場を組む際は、以下の部材を用います。
・単管パイプ・クランプ
・固定ベース
・単管ジョイント 単管パイプは足場の骨格となり、クランプは単管パイプ同士を接続して枠を組む際に用います。
固定ベースは支柱の基礎となるパーツで、単管ジョイントは単管パイプを延長する際に使用します。
これらを用いて、以下の手順で足場を組みます。 ①足元を安定させる
足場の沈み込みや横滑りを防ぐため、地面に敷板・敷角を設置して足場を動かないよう安定させます。 ②支柱を設置
固定ベースに単管パイプを立て、垂直方向の支柱をつくり込んでいきます。
この時、根がらみを使用して支柱同士を連結すると、沈み込みや横滑りに一層効果的です。 ③枠を組む
支柱同士を単管パイプとクランプを用いて連結・固定し、足場の枠組みを行います。
クランプには自在クランプと直行クランプがありますが、ここでは直行クランプを用いましょう。 ④壁つなぎで固定
足場が倒壊しないように、壁つなぎを使用して壁に足場を固定します。
また、筋交いを斜めに設置し足場に強度を持たせることで、より倒壊防止に繋がります。
まとめ
手順に従って作業をすることで、安全に足場を組むことができます。
足場の組み方は、まず足元を安定させてから支柱を立て、枠を組んだ後に建物の壁に固定するのが大まかな流れです。
弊社は、建設業にまつわる工事の依頼を受け付けております。
これまでの経験と実績を活かして施工いたします。