鉄骨建方の流れについて
2023/05/15
ひとつの建物ができるまでにさまざまな過程があります。
建物を建てる際、どのような流れで行っていくか知っておくことが大切です。
今回は、鉄骨建方の流れについてご解説させていただきます。
鉄骨建方の流れ
①資材・部材の搬入
現場で組み立てられる鉄骨は、工場で作られます。
その後、資材・部材を現場に搬入します。
鉄骨に仮設材をセットしたら、クレーンフックを誘導して、玉掛け治具をフックに掛けます。
柱脚部を傷つけないためにあてものを入れるのがポイントです。 ③鉄骨を起き上がらせる
玉掛けワイヤーを緊張させ、ゆっくり巻き上げます。
重心・落下物を確認した後、鉄骨をゆっくり起こします。 ④取り付け箇所の上部への誘導
鉄骨を取り付け箇所の上部に誘導したら、ゆっくり下ろします。
アンカーボルトのセットを行いましょう。
仮締め付けを済ませたら、玉外しをします。 ⑤梁を設置
仮説材、ボルトをセットしたら、玉掛けワイヤーをレッカーに掛けます。
梁に玉掛け行った後、ゆっくり巻き上げ、重心・落下物・他の部材との接触がないかを確認します。
玉掛けワイヤーを巻き上げ、現場に近づいたらゆっくり下げるのがポイントです。 ⑥取り付け方向の確認
梁を誘導した後、旋回の合図を送り、取り付け方向を確認します。
介錯ロープで梁を適切な位置に下ろす必要があります。 ⑦玉外し
親綱を張ったら、安全帯を親網に掛けます。
梁の上に移動した後、玉外しを行います。 ⑧水平ネットの取り付け
大梁を四方向に取り付けた後、水平ネットを取り付けましょう。
大きく緩まないようにするのが大切です。
まとめ
鉄骨建方には、数多くの作業が存在します。
安全確認を行い、事故を防ぐことが求められます。
【有限会社日栄建設】では、鉄骨建方などの相談を受け付けているので、一度ご相談ください。